パリーグ 監督 ランキング 監督査定

パリーグ 監督 ランキング 監督査定

ここではチーム成績ではなく、監督の采配はもちろん、チーム作り、若手選手の育成など、ファンを納得させることが出来たのか、前年の成績を上回ることが出来たのかを独断と偏見で査定したいと思います。

2017年パリーグの順位は、

1位 ソフトバンク ホークス  94勝49敗

2位 西武 ライオンズ     79勝61敗3分け

3位 樂天 イーグルス         77勝63敗3分け

4位 オリックス バファローズ 63勝79敗1分け

5位 日本ハム ファイターズ  60勝83敗

6位 ロッテ マリーンズ    54勝87敗2分け

という結果でした。優勝のソフトバンクは、クライマックスシリーズで樂天、日本シリーズでDeNAを撃破、2年ぶりに日本一を奪還しました。

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パリーグ 監督 ランキング 樂天 梨田監督

2016年レギュラーシーズンの樂天は、62勝78敗3分けで首位の日本ハムから25ゲーム差の5位と低迷、投打ともに散々な結果に終わりました。

しかし、2017年レギュラーシーズンの樂天は、開幕から絶好調で終盤までソフトバンクと優勝争いを展開、CSファーストステージで西武を下し、ファイナルステージに進出しました。

打線は茂木、ペゲーロの1・2番コンビと下位打線の活躍は圧巻でした。投手陣も先発、リリーフと安定したピッチングで接戦を制してきました。

特に、2番に4番候補のバッターを起用するという今までになかった打線を作り上げた功績は特筆ものです。

西武  辻監督

2017年レギュラーシーズンは79勝61敗3分け、ソフトバンクに次いで2位という新人監督としては合格といったところでしょうか。

2016年のレギュラーシーズンは64勝74敗3分けで借金が10、首位の日本ハムから23ゲーム差の4位ですから、大躍進と言えます。

今シーズンは、エース格の岸がFAで樂天に移籍、投手陣に大きな不安を抱えたままシーズンに突入しました。

ところが辻監督は、菊池を中心とした投手陣、さらに秋山、浅村、中村、メヒア、栗山といった実績のある選手にルーキーの源田、若手の外崎、山川らを上手く融合させ、安定した戦いを展開したのです。

今シーズンから指揮を執る辻監督ですが、広岡、森という名監督の下で選手として厳しい野球を経験しています。

現役引退後もヤクルトの2軍守備・走塁コーチ、横浜ベイスターズの1軍守備・走塁コーチ、中日の2軍監督などを歴任し、指導者としての経験も十分なのです。

現役引退後、コーチ経験もなく人気だけでなった監督とは一味も二味も違う監督なので、就任1年目から手腕を発揮してくれると、期待を寄せていました。

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日本ハム  栗山監督

2016年の日本ハムは、ソフトバンクと接戦の末、パリーグを制し、セリーグ王者の広島も撃破、日本一に輝きました

レアード、中田を中心とした打撃陣、大谷、有原、高梨ら若手投手陣の台頭と、すべてがうまく噛み合い、10ゲーム以上離されていたソフトバンクを終盤に逆転したのです。

その日本ハムが2017年のレギュラーシーズンでは、大谷の故障、中田の長期不振など、2016年と真逆の状態に陥り、投打ともに機能しなくなってしまいました。

シーズン中盤には、すでに優勝はあきらめ、手の打ちようがないような雰囲気が漂っていました。

2016年の戦いぶりから2~3年は、日本ハムの天下が続くのではないかと多くのプロ野球ファンは思ったのではないでしょうか。

2016年レギュラーシーズン終了から2017年開幕までの半年で、よくもここまで変わるかと首をかしげたくなる大変貌です。

故障者も多く、主力が長期不振に陥ったことは認めたとしても、監督の責任は重大だと思います。

若手を抜擢して低調な打線や不調の投手陣に刺激を与え、選手にやる気を喚起した様子も見えません。

特に気になったのが、斉藤に対して非常に甘い対応をしていることです。KOされたときの“自分の責任”と言ったコメントは“何でそこまで擁護するの?”とあきれてしまいます。

これで、栗山監督の支持率は急落したのではないでしょうか。

オリックス 福良監督

オリックス監督に就任した2016年は、57勝83敗3分けで借金が26、首位日本ハムから30ゲーム差、勝率、チーム打率、防御率はリーグワーストで最下位でした。

2017年は63勝79敗1分けで借金が16、首位ソフトバンクから30.5ゲーム差の4位です。

順位だけを見ると最下位から4位に上昇していますが、福良監督の采配に疑問を持っているプロ野球ファンは少なくないでしょう。

優れた監督であれば3位はあったかもしれません。その根拠は、オリックスの将来を担うこの選手の起用法にすべてがあらわれています。

レギュラーシーズンも終盤にさしかかって来た頃です。T-岡田を1番に起用したのです。理由は、T-岡田の出塁率がチームトップということだそうです。

これを聞いただけで、福良監督のチーム方針が確固たるものではないことが分かります。
チームトップは他にも、本塁打、得点、四球があります。

打点と安打数はチーム2位です。この起用には説得力が欠如しています。T-岡田1番起用はあり得ません。

結論を言えば、オリックスはT-岡田を不動の4番バッターに育てるべきということです。例えば、ベイスターズの筒香のように……。

T-岡田の成績を見れば、トップバッターの適性より、4番バッターの適性のほうがはるかに高いということは一目瞭然です。

T-岡田は4番として、本塁打30本、打率3割、打点100をクリアする資質は十分に持っています。

今シーズンと変わり映えのしない采配であれば、2018年も期待薄でしょう。

ロッテ 伊東監督

2016年ロッテは72勝68敗3分けで貯金が4、日本ハム、ソフトバンクに次いで3位を確保、クライマックスシリーズに進出。今シーズンに期待を持たせる成績でした。

ところが、今シーズン54勝87敗2分けで借金が33、終盤にはパリーグ史上最低勝率かと言われるほど、最悪の結果を残すことになりました。

開幕ダッシュに失敗、投打のバランスも崩れ、負のスパイラルに陥ってしまいました。伊東監督の選手起用も日替わりで、最下位が定位置になってしまいました。

この状態になった責任は伊東監督が取るのは当然でしょう。来シーズンは井口新監督の元で、心機一転優勝を目指すことになるわけですが、新監督には荷が重そうです。

このようなチームを建て直すには、少なくとも2年くらいは必要ではないでしょうか。

決まったことをとやかく言っても始まりませんが、来シーズンは監督経験豊富な人に任し、井口新監督就任は2019年からのほうが賢明と思うのですが……。

ソフトバンク 工藤監督

2016年ソフトバンクは、83勝54敗6分けで貯金が29と立派な成績でしたが、シーズン中盤まで日本ハムに最大11.5ゲームの差をつけていたのです。

しかし、終盤にかけて大失速、日本ハムにまさかの逆転を許し、2位に転落、クライマックスシリーズでも日本ハムに敗れたのです。

2017年も決して順風満帆のシーズンではありませんでした。

開幕前後から主力投手が次々と離脱、打線も中軸が不振で、シーズン中盤には主力打者が故障やケガで離脱するという、他球団であればギブアップ寸前の状況でした。

そんな状況においても、工藤監督は選手層の厚さに自信があったのか、レギュラー選手とほとんど差のない選手たちを適材適所でうまく使い、離脱した選手の穴を完璧に埋めたのです。

主力選手が離脱しても、工藤監督の落ち着いた態度は大したものです。故障やケガは想定内と言わんばかりのチーム構成は、他の11球団の見本ではないでしょうか。

クライマックスシリーズ ファイナルステージの樂天、日本シリーズのDeNAでは勝ち目はなかったと断言してもいいくらい強いソフトバンクでした。

パリーグ 監督 ランキング 監督査定 まとめ

2017年パリーグ監督のランキングは、

1位 樂天 梨田監督

2016年5位から3位に躍進。投手陣を整備し、攻撃的布陣でソフトバンクと優勝争いをした。

2位 西武 辻監督

新人監督で2016年4位から2位に躍進。若手とベテランをうまく融合させチームをまとめた。

3位 ソフトバンク 工藤監督

2年ぶりに日本一を奪還。投手力、打撃力、選手層の厚さは12球団一。ソフトバンク時代到来か。

4位 オリックス 福良監督

成績だけを見ると2016年最下位から4位に上昇しているが、福良監督の采配に疑問が残る。2018年はチーム作りが課題。

5位 ロッテ 伊東監督

2016年の3位から最下位に転落。井口新監督の元、チームの立て直しに期待

6位 日本ハム 栗山監督

2016年の日本一から5位に急降下。2018年は大谷が抜けたが元々チーム力はあるので、あとは、栗山監督の統率力と采配

という結果になりました。2018年もソフトバンクに独走を許すと、パリーグの灯は消えます。パリーグを面白くするには、6球団が団子状態になることです。

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