春の甲子園 2017 なぜ、高校野球は感動する?

春の甲子園 2017

第89回選抜高校野球は3月19日に開幕、3月30日までの12日間例年通り甲子園球場にて開催されます。

我々が抱いている高校野球のイメージは、一生懸命、全力疾走 、汗、涙、純粋、夢、青春などが思い起こされます。出場32校は甲子園に向け、練習に励んでいるところでしょう。

地方大会を勝ち抜き、高校球児が夢にまで見た甲子園出場を叶えたという自信と誇りがぶつかり合う試合は、見ているほうが興奮してきます。

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春の甲子園 2017  なぜ、高校野球は感動する?

なぜ、高校野球は感動するのでしょうか? いろいろな意見があると思いますが、その中の一つに、日本人の考え方と合致しているからという意見があります。

日本人の特徴として“何事も最後まで全力でやり遂げた者を称賛する”という考え方です。

夏の炎天下でも、寒い冬の日でも、甲子園を目標に練習に練習を重ね、やっと掴んだ甲子園なのです。

その気持ちが試合にも反映され、見ている人たちの想像をはるかに超えるドラマをつくり出すからです。

春の甲子園 2017 感動を呼ぶ走塁

もう一つ、見ている人たちの感動を呼ぶのが走塁です。プロでもない高校生がどんな場面でも全力疾走する。

例えバントであろうが内野フライであろうが、野球はアウトが確定するまで何が起こるかわからない、それが走塁の基本。

小学生のときから教えられたことを守っています。そういうことが、年中プロ野球を見ている我々を新鮮な気持ちにさせるのです。

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プロ野球選手に欠けている全力疾走

単にプロ野球と高校野球を比較することはできませんが、一部のプロ野球選手の走塁は決して褒められたものではありません。

特にピッチャーに多い傾向ですが、バントをしてボールがころがった時点で走るのをやめる、打者も同様で、イージーなフライを打ち上げてしまったとき、しまった、という感じでバットを放り投げゆっくり走ります。

その根本に関わることが十数年前に起こっていたのです。

巨人ヤクルト戦でのことです。9回表、ヤクルト入団2年目の藤井秀悟投手がショートゴロを打ち、一塁へ全力疾走をしてアウトになり、三塁ベンチに戻る途中巨人選手から痛烈にヤジられたのです。

大差でリードしている投手が全力疾走をしたことを、巨人ベンチはバカにして笑ったのです。最終回のマウンドに立った藤井投手は涙ぐみ、まともな投球ができませんでした。

そのとき感じたことは今でもはっきり覚えています。

“最高レベルのプロ野球選手、しかも球界のリーダーを自負している球団の選手たちが何をふざけたことをするのか、拍手するならまだしも、小学生でも知っていることを恥ずかしげもなくやっている。これは由々しき問題だ”

十数年前に比べると、その後はずいぶんと改善されていますが、まだまだ、目につく選手もいます。

そういった悪癖を払拭してくれるのが高校野球だ、という感情が選手たちの一挙手一投足を際立たせているのではないでしょうか。

春の甲子園 2017 想像をはるかに超えるドラマがある

高校野球には、伝説となって語り継がれている試合が数多く存在しています。その代表的な試合として、箕島高校対星陵高校の奇跡が奇跡を呼んだ試合。

三沢高校対松山商業の息詰まる投手戦の引き分け再試合。

熊本工業対松山商業の奇跡のバックホーム。などがあります。ある程度の年齢に達している人でも、忘れられない試合です。

「甲子園球場には魔物が住んでいる」とよく言われます。神がかり的な攻撃や、あり得ない守備で勝利をものにすることが度々起こるからです。

このあり得ないプレーが起こるのは、接戦の準決勝と決勝に多いのです。

選手はもちろん、スタンドの応援団、ベンチに入れなかった野球部員、郷里の人々など、応援している人たちの気持ちが選手たちに乗り移ったような錯覚を覚えるときがあります。

それを見ている観客も興奮が頂点に達しています。そして奇跡が起こります。しかも連続して……。試合が終わると、勝者も敗者も涙が溢れます。そんなドラマはどこを探してもありません。

春の甲子園 2017 なぜ、高校野球は感動する? まとめ

第89回選抜高校野球大会に出場する選手たちへひと言。たとえ、1回戦で敗れたとしても、第89回選抜高校野球大会出場という勲章は消えることはありませんが、甲子園での1勝は、一生輝き続けます。

できれば、苦しい練習で培った力をすべて出し切って勝つことです。甲子園のバックスクリーンに翻る校旗と球場内に響きわたる校歌、このシーンは一生忘れないでしょう。
そして、全国の高校野球ファンに感動を与えてください。

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